浜松の未来を支える建物を。
設計と現場の間で息づく
ものづくりへの情熱。
建築施工管理職 H.M
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1. 入社動機
ものづくりと郷土愛の接点が
アサヒハウス工業だった。施工管理の仕事に興味を持つようになったのは、学生時代に元施工管理士の講師から業務内容を詳しく聞いたことがきっかけです。もともとものづくりが好きで設計職を志望していたのですが、設計士と現場の作業員たちの間に立ち、建物ができるまで全ての工程に関わる施工管理には、ものづくりの醍醐味が詰まっていると感じました。アサヒハウス工業を選んだ理由は社長(現会長)との面接で聞いた「浜松の街中にもう一度賑わいを」という言葉に共感を覚えたから。地元の未来につながる仕事ができると確信して、入社を希望しました。
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2. 現在の業務
工事の全てを見守れるのは、
施工管理職の特権。現在進めている現場には所長と3人の施工管理職がいますが、所長の右腕として、着工から完成までの工程管理や、工種ごとの施工計画、品質管理などを受け持っています。施工管理職は、一言で言えば現場の業務が安全かつスムーズに流れるように、あらゆる手だてを尽くす仕事です。作業員の選定から始まり、彼らがいつ、何をするのかを計画して月間・週間スケジュールに落とし込み、日々工事の進捗を見守ります。他にも設計図だけではわからない細かい数値や収まりを記した「施工図」の作成など、役割はたくさんあります。忙しい毎日ですが、現場を最初から完成まで見られる施工管理職の仕事にやりがいを感じています。
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3. 思い出に残る出来事
初めての現場で学んだことは、
今でも成長の下地に。新入社員としての初仕事で携わった自動車ディーラーの新店舗建設大型プロジェクトの経験は、私の中で忘れられない思い出です。
私の役割は、先輩に教わりながら現場の巡視と安全管理をすること。そこで学んだのが、コミュニケーションを取るということの大切さと大変さです。この現場は多い時には100名を超える作業員がいたので、伝えたいことを正確に伝えるのは大変な苦労がありました。しかし正確な情報の伝達と共有は、どんな現場、どんな仕事でも共通する重要事項です。当時、工事担当としてこの巨大な現場を仕切っていた先輩の背中にはまだ追いつけていませんが、最初にこの現場で学んだことは、今までの成長の下地になっています。